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【風】高校授業料無償化 「学びやすい環境」の一助に(産経新聞)

 高校授業料無償化は、保護者にとってありがたい制度であることには違いない。だが、読者の方からいただくメールやファクスでは、各家庭によって経済的な事情が異なる中、「一律的に手当てすることが果たして適切なのか」という指摘が目立っている。

 《借金大国の日本で、高校授業料無償化や子ども手当は、将来もずっと続けることのできる政策なんでしょうか》。58歳の女性は、そんな疑問を投げかけている。

 さて、教育費をテーマにした「風」では、自身や子供が公立、私立に通っているさまざまな方々の声を紹介してきた。

 公立高校に通っていたという女性(26)は《公立高校に行くなら塾通いが必要というご意見がありましたが、それは少し違うと思います》と提起。《勉強でわからないところがあったときは先生に聞きに行っていたし、放課後は図書館で自習したりするのが当たり前でした》という。

 「保護者の責任」に関する意見もいただいた。

 68歳の女性は、かつては《「自分の産んだ子は責任をもって社会に送り出す」と苦しくとも頑張り、その姿を見て子供たちは成長しました》と振り返る。また、一人息子が今春、小学校を卒業したという47歳の女性は《教育費をかけるより、子供が勉強できる環境をつくることが親の務めだと思います。わが家は中学校も家庭学習をします》と決意をつづっていた。

 さまざまな家庭事情があり、教育費に対する考え方も異なるだろう。だが、大切なのは、子供たちが安心して学べ、なおかつモチベーションを維持できる環境を整えること。賛否両論はあるが、せっかく導入された高校授業料無償化が、そうした環境づくりにつながることを期待したい。(健)

                 ◇ 

 次回の「風」は「女性の生き方」を取り上げます。キャリアアップを目指す「カツマー」、目の前の幸せをかみしめる「カヤマー」といったタイプ論も生まれる中、就職や結婚、出産など、女性のさまざまな岐路における選択肢も増えています。果たして、皆さんはどのように考えますか。女性だけでなく「一言もの申す」男性の方のご意見もお待ちしています。

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